缶詰技術研究会 −月刊誌「食品と容器」発刊− 食産業の更なる技術向上のために 当会は、食品・飲料および容器・包装に関する技術情報専門の月刊誌「食品と容器」の発刊を柱に、技術情報の提供、技術サービスを行っています。また、食品加工技術を分かりやすく解説したDVD・ビデオテープも用意しています。

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南部鉄器対談のプレスリリース

月刊誌「食品と容器」の発刊を柱に、食品・飲料および容器・包装に関する技術情報の提供、技術サービスを行う缶詰技術研究会は、南部鉄器職人のなかで、数少ない女性職人の佐々木奈美さんとの対談記事をWEBメディア「Steel EcoLife(スチールエコライフ)」で公開いたしました。
(当該記事URL)
【特集】愛され続ける素材・鉄のハナシ〈南部鉄器職人・佐々木奈美さん×缶詰技術研究会・米山恭生さん〉

https://steel-eco-life.com/nannbutetsu/
 

 缶詰技術研究会は、環境負荷や循環性の観点で、容器用素材としての鉄およびスチール容器の魅力を、一般消費者の皆様に親しみやすくご理解いただけるよう活動しております。
 本企画は、伝統工芸品の南部鉄器という全く違う容器について、南部鉄器職人で、数々の賞を受賞するスペシャリストである佐々木奈美さんとの対談を通して、両者が取り扱う共通の素材である鉄の「環境負荷の少なさ」や「優れたリサイクル性」など、鉄の魅力について語ったものです。

◆対談記事公開の今後のアクションについて
 昨今、世界的な関心となっている気候変動問題。これに加え、各種金属やプラスチック等の素材およびこれらの素材で作られる製品の資源循環の向上や、環境負荷低減に対する注目と社会的なニーズが高まっております。そうした中、当会は今後以下のようなアクションを進めて参ります。

 ◇鉄やアルミ、
プラスチック等、多くの容器用素材がある中で、鉄は他の素材より高いリサイクル率を誇り、何度でも何にでも生まれ変われるという唯一無二の特徴があることのプロモーション。環境に優れたスチール(鉄)容器の魅力を世の中にPRして参ります。

 ◇本対談記事を月刊誌『食品と容器』5月号に掲載し、一人でも多くの一般消費者の皆様に発信していきます。

 ◇今後は、スチール容器のスクラップを再利用して、南部鉄器をつくる“CAN to 南部鉄器”活動(チャレンジ)の推進に協力して参ります。

<対談者プロフィール>
○佐々木 奈美(ささき・なみ)
  1984年岩手県奥州市生まれ。大学卒業後、美術館勤務を経て、2013年から水沢鋳物工業協同組合の後継者育成事業にて研修。及喜鋳造勤務。2019年屋号「奈の花」として水沢で独立。


○米山 恭生(よねやま・やすお)
  1958年東京都墨田区生まれ。1981年大和製罐鞄社。工場生産技術部門、技術開発センター、技術管理部を経て、2019年大和製罐を定年退職。現在、缶詰技術研究会副会長。