記事の概要
シワ改善成分「ニコチン酸アミド」配合のスキンケア製品増加に伴い、チューブ容器外面のエポキシ系UV硬化塗料が黄変する課題が生じていました。原因は塗膜中に残る未反応成分とニコチン酸アミドの反応です。熱硬化型塗料への変更は生産性や省エネ面で制限となるため、UV硬化型のまま黄変を抑える必要がありました。そこで、密着性に優れたエポキシ樹脂と高反応性のアクリル樹脂を融合した「ハイブリッド塗料」を開発。未反応成分の残存を抑えて黄変を防止し、現行と同等の生産性を維持して課題を解決しました。さらにホットスタンプ等の二次加飾の密着性も向上し、デザイン提案の自由度高化にも寄与します。
- 黄変の課題 シワ改善成分「ニコチン酸アミド」配合の内容物が付着すると、チューブ外面のエポキシ系UV塗料が黄変する問題が発生。
- 原因の特定 UV硬化不足により塗膜中に残った「未反応のエポキシ樹脂成分」がニコチン酸アミドと反応することが原因と判明。
- ハイブリッド塗料の開発 密着性の高いエポキシ樹脂と高反応性のアクリル樹脂を融合させた「ハイブリッドUV硬化型塗料」を開発。
- 導入効果 高い生産性を維持したまま黄変を完全に防止し、さらに金属箔ホットスタンプ等の二次加飾の密着性も向上。