記事の概要
高齢者に人気の餅は、窒息リスクが高く提供が難しい食品です。大和製罐は、この課題に対し独自の技術で「餅風ムース」を開発しました。開発では、餅特有の「のび」や「弾力」と嚥下の安全性を両立させることに注力しました。技術面では、ムースとソースの糖度差を調整して長期保存中の硬化を抑制し、でんぷん量の最適化により口内への貼り付きを低減しています。また、丸飲み事故を防ぐため、形状を球状からカップ型へ刷新しました。今後は介護食の枠を超え「3世代が一緒に楽しめるスイーツ」として展開し、家族全員が同じ笑顔で食卓を囲める、新しい食文化の価値創造を目指しています。
- 開発の背景と目的:高齢者に人気が高い一方で、窒息事故のリスクが非常に高い「餅」について、独自の技術で「美味しさ」と「安全性」を両立させた「餅風ムース」の開発に取り組みました。
- 独自の配合技術:餅らしい「のび・弾力」を再現しつつ、ムースとソースの糖度差を調整して硬化を抑え、でんぷん量を最適化することで、賞味期限まで安全な柔らかさと口内への貼り付きにくさを維持することに成功しました。
- 安全を優先した商品形態:当初はリアルな球状を検討していましたが、丸飲みのリスクを避けるため、介護現場の声を取り入れてスプーンで一口量を調整しやすい「カップ充填」の形へと刷新されました。
- 今後の展望:介護食品の枠を超え、お子様からお年寄りまで「3世代」が同じものを一緒に楽しめるスイーツとして、家族が同じ笑顔で食卓を囲める新しい価値の提供を目指しています。